昨日の続きです。





2回採卵して唯一生き残った受精卵。


もちろん、そいつが


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↑コイツ
なわけなんですけども
当時はそんなこと知る由もなく
卵が育つかどうかは神のみぞ知る。


たった一つの卵に全てを懸けて
病院からの電話を待ちました。



もちろん結果は無事成功。


娘はカチンコチンに
パーシャル冷凍されることとなったんですが
ここで一つ気になったのが
卵のグレード。


受精卵を培養する際
成長スピードとか
細胞がきれいに分割してるか
などを培養士さんがABCで判定し
一番着床する可能性が高い卵から
移植するんですね。


私の場合はそもそも卵が一個しかないから
選択の余地はないんですけど
どうも娘、成長スピードが遅かったらしく
1日遅れで胚盤胞という状態になったらしい。


そしてそのグレードも
3BB。


Cはついてませんが
Aもついてない
絶妙に絶妙なBB判定。



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BBか~~~~!!


っていうのが当時の正直な気持ちでした。


なんせ一個しかないからね。



しかも成長遅いとか不安しかない。


当時の私の検索履歴見たら



「3BB 妊娠率」


とかそんなんばっかだったよね。
(あるある)


まあ、そんなこんなで
泣いても笑ってもあとは移植をするのみ
まな板の上の鯉となったわけです。


しかしいざ移植しようと思うと
卵を採った安心感と
一発勝負へのプレッシャーから
足が遠のいちゃって
現実逃避すること
4ヶ月。



娘をパーシャルしたまんま
かなりの月日を
無駄に過ごしてしまいました。



今思うと、あのとき早く移植してたら
娘が早生まれにならなかったのになあ
なんて思ったりしますが
まあ、あの時はこれで失敗したら最後
って思うと怖気づいてましたね。




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実際、移植する直前の娘がこれ。


解凍したら卵の殻を破って
元気に出てきたらしい。


やっぱ生命力があったんだろな。


3BBだった卵が5BBに
2段階も成長してました。



移植自体はスポイトみたいなので
この卵を吸い取って
子宮にくっつけるだけなので
痛くもないしすぐ終わります。



が、ここから判定日までがまあ
長いこと長いこと。


ちょっとお腹がチクチクすれば
妊娠の兆候!?
って思うし、生理前みたいに
お腹がどーーーんと重くなってくると
あぁ、駄目だったか・・・
て思うし、期待と不安が
霹靂一閃で入れ替わりすぎて
ビリー・ミリガン状態でしたわ。


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もちろん、初めての判定日なんて
緊張しすぎてゲロ吐く寸前だったし
結果を聞いたときも緊張しすぎて
もはや嬉しいんだかなんだか。



あの感情の波を何度も繰り返してたら
ぜってぇ
メンタルやられる。



ただでさえ不妊治療って
ホルモン剤の影響で
生理周期が乱れたり
採卵で針ぶっ刺されたり
大金だってかかるっていうのに
そこまでしても上手くいかないことが多すぎる!



特に仕事しながら
何度も治療に挑戦してる人って
心身ともにズタボロになるんじゃないかと。



というわけで、私なんかが
その苦労を語れる資格もないんですが



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治療中の皆さん、
頑張りすぎないでね。





↑動画もどーぞ