さてさて、いよいよ娘記録も今回でラストです!(`・ω・´)

前回までの記事
発達障害?と思ったらIQに問題があった・気づくまでの道のり①体外受精
発達障害?と思ったらIQに問題があった・気づくまでの道のり②体外受精
発達障害?と思ったらIQに問題があった・気づくまでの道のり③乳児期
発達障害?と思ったらIQに問題があった・気づくまでの道のり④イヤイヤ期
発達障害?と思ったらIQに問題があった・気づくまでの道のり⑤虐待寸前
発達障害?と思ったらIQに問題があった・気づくまでの道のり⑥幼稚園入園前
発達障害?と思ったらIQに問題があった・気づくまでの道のり⑦幼稚園


前回、発達センターに通い始めた娘。
その後、同じクラスの仲のいい男の子が、同じく発達センターに通い始めたことを知りました。

私はその時点で、誰にも通ってることを言っていなかったんですが、そのお母さんのお蔭で私も悩みを打ち明ることができました。
その男の子も、やっぱり暴力を振るってしまうので、お母さんが苦労してたんですよ(´Д⊂)。
で、私は密かに共感してて、そのお母さんと仲良くなりたいなあ、と自分からお家に誘ったりして、以前から交流はしてたんですよね。

同じ悩みを持つ人が身近にいるって、心強かったです。

で、そんな日々が続いて、娘もようやく入院のトラウマを少し忘れ、無事に年長さんになろうとしていました。
幼稚園でも段々暴力を振るわなくなったし、発達検査も異常なかったし、もしかしたら私の思い過ごしで、ただ単にちょっときかない子なだけかも~( ´∀`)とか、楽観視し始めた頃でした。

2度目の発達検査が行われました。

特になんとも思わず、学年変わるからテストするのかな~?なんて思っていたら、結果は・・・。

IQ72

え?
(つд⊂)ゴシゴシ

IQって、知能指数の?

あのIQ?

先生からかる~く説明はあったものの、私も心の準備が全く無かったので、よく事態がつかめず。
質問は?と聞かれても何を質問したらいいのかも分からない始末。

帰ってネットで検索してみると、ようやく分かりました。

娘は軽度知的障害の境界領域。
いわゆるグレーゾーンというやつだったのです。
しかも限りなく黒に近いグレー。

IQは70以下だと軽度知的障害と診断されるようです。

軽度知的障害についてはなんの知識も持ち合わせていなかった私は、そこで初めて色々調べ、今まで感じていた違和感がすべてそのためだったのか、と腑に落ちました。

軽度知的障害の特徴として、

言葉の発達が遅い
概念を理解しにくい
年齢の割に幼い

などが書かれていました。
どれもこれも娘の特徴にピッタリだったんです。

正直に書きますと、私、すっっっごいショックでした。

知的障害=いじめられる=社会で自立できない、ってまず頭に浮かびました。

すいません、差別的って思われるかもしれませんが、それが親として真っ先に浮かんだことなんです。

もうただ頭はゴーゴーと何かに急き立てられるかのようで、ジリジリと焦りばかりが募り
「どうすれば頭が良くなる?どうすれば手遅れにならない?」
と、頭に良さそうなことを片っ端からやったり、必死でした。

他の子を見ると、うちの子ができないことをどんどんできるようになっていく・・・。
それが羨ましくて、どうしてうちの子が知的障害なんだろう?どうしてうちの子だけできないんだろう?って思う日々。

そんな日々が永遠に続くと思ってました。
楽しんで子育てするなんて、もう永遠にできないんだ、って。

でもね~、人間って強いというか、図太いというか、慣れちゃうんですよね。

最初は我が子を見るたび涙ぐんでたくせに、段々「IQ72だとわかった娘」が普通になっていって・・・。

そりゃそうですよね。娘は娘ですから、IQを知る前も知ったあとも、何も変わってないわけです。
相変わらずぼーっとしてるし、わがままだし、甘えん坊で、かわいい。

そもそも知能指数って、勉強や訓練して伸びるもんでもないみたいだし。
(テストの数値が伸びたとしても、知能が良くなるわけじゃない)
もちろん、私が落ち込むことで頭が良くなるわけもない。

むしろ私が落ち込んで、娘に辛く当たったりすれば、二次障害で自己肯定感を低くしてしまいかねない。

だったら、どうやって2次障害とか起こさないようにするか考えたり、どうやって自立させるか考えたりしたほうが建設的でしょ?

それはともかく、その頃には発達センターのグループワークが始まっていました。
そしてそして!
年長さんになった娘のクラスに転入してきた男の子が、またまた発達センターに通っていることが発覚したんです!
もうひとりの男の子も含め、同じクラスに3人も発達センターに通ってる子がいるなんて!

そりゃあ、先生も苦労するよね(´∀`;)

で、その子はうちの子と同じで、IQがグレーゾーンだと言われてることも分かりました。
ただ、その子のうちは、お姉ちゃんが逆にIQが高すぎて発達障害と診断されているらしく、弟くんの方も、一応IQは低いと言われてるけど、私が見た感じでは大人びていて賢そうだし、テストのとき真面目にやらなかったってお母さんが言ってたから、きっと実際はIQ低くない気がする。(むしろ高い?)

でも、IQって高すぎても良くないんですね。それが意外でした。
バラつきがあるから駄目なのかな?

そうそう、それ以外にも、娘が境界領域であることを平気で口に出せるようになったら、「実はうちのお兄ちゃんも」とか、「この子のお姉ちゃんが」とか、同じように発達障害、またはグレーゾーンの子が周りに沢山いて驚きました。


そういうのもあって、特別なことじゃないって意識が強くなっていった気がします。

ここまでが娘が軽度知的障害の疑いを指摘されるまでの流れです。
長々書いてきましたが、この後にも小学校進学にあたって、就学相談とかありましたし、書きたくなったら、また子育てのカテゴリーで気まぐれに書くかもしれません。m(__)m

ベネッセコーポレーション 進研ゼミ・こどもちゃれんじ

↑我が家は今進研ゼミ小学講座を受講中です。
下のポピーと迷ったんですが、やっぱり付録の多さが子供には良かったみたい。






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